佐川急便、造船所での効率的な部品供給を支援

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三菱重工業の造船部門に佐川急便が資材管理システムを導入
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佐川急便は、三菱重工業の造船部門(長崎造船所)に資材管理システムを導入し効率的な部品供給を実現したと発表した。

佐川急便では、顧客現場に適した物流を提案するため、グループ横断の先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL」を2014年4月に立ち上げた。チームは館内物流や工場内物流などで効率的な物流を提案し、さまざまな業務を受託している。

今回、三菱重工に提供した資材管理システムも、これらノウハウを結集し、最適なシステムを構築、タイムリーに、必要な分だけの部品を安定的に供給することを実現したもの。

従来、造船所の船内資材搬入は、施工業者自身が行ってきた。しかし、工事進捗など状況に合わせた資材搬入が困難となり、資材搬入の効率化に課題があった。

課題を解消するためのシステム化にあたっては、造船所付近に点在する資材在庫の把握を手始めに見える化、最終的には船内の施工状況に合わせた資材搬入指示作成までをシステム化し関連企業が共有することを目指した。

システム構築により、作業現場ごと、その日、必要な資材が必要な数だけ搬入されるスキームを構築することができた。これにより作業スケジュールの管理、資材在庫管理まで可視化、全体スケジュール管理にも役立っている。

《レスポンス編集部》

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