【マツダ CX-5 新型】開発責任者「乗る人全てが走る歓びを感じられるよう開発」

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マツダ CX-5
マツダ CX-5 全 6 枚 拡大写真

マツダが12月15日から予約受注を開始した新型『CX-5』の開発責任者を務める児玉眞也氏主査は「ドライバーだけでなく後席も含めてクルマにお乗り頂くすべての方に走る歓びを感じて頂けることを目標に開発した」と語る。

というのも「現行型はどちらかというとドライバーズカー。ドライバーズ視点がちょっと強かったと思っている」からだ。

そこで「ドライバーだけではなくて助手席のひとはもちろんだが後席の人もきっちりと心地良く感じられる空間を造ることを目指した」という。

具体的には「ますは基本の車体剛性や車体応答性能の向上とダンパーやサスペンション、シートでの吸収。振動をとにかく早く減衰して吸収するというところは現行と乗り比べると後ろでも前でも一目瞭然。道路の継ぎ目や段差、マンホールの蓋を乗り越えた時の入力は現行と新型でいうと3割くらいは減っているので、かなり上質な乗り心地になっている」と児玉氏は解説する。

また「CX-5に限らずマツダ車の弱点」と児玉氏も認める静粛性にも切り込み、「音の発生源と車室内に音が入ってくるところ、遮断しても室内に入ってきた音の3つの領域それぞれで、ひとつずつ丁寧に改善してきた」という。

その結果、「後席、前席ともに現行型比べると静粛性が上がっているが、とくに現行型は前席と後席の静かさの差がすごく大きかったので、その差も半分以下まで縮めて、後席に乗ってもあまりうるさくないようにした」としている。

《小松哲也》

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