【2017年3月JRダイヤ改正】仙台空港線や磐越西線で増発…赤岩駅は通年休止に

鉄道 企業動向
仙台空港アクセス線は2017年3月のダイヤ改正で増発される。写真は仙台空港駅に停車中の列車。
仙台空港アクセス線は2017年3月のダイヤ改正で増発される。写真は仙台空港駅に停車中の列車。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本仙台支社と仙台空港鉄道は12月16日、2017年3月4日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。JR東北本線・仙台空港鉄道仙台空港線の相互直通区間(仙台空港アクセス線)や磐越西線で列車を増発する。

仙台空港アクセス線では、仙台発5時47分・13時41分・22時51分と仙台空港発5時31分・15時12分・22時52分の上下各3本を増発。これにより初発は仙台発が21分繰り上がり、仙台空港発も51分繰り上がる。終発は現在の列車を10分繰り下げる。

磐越西線は、朝ラッシュ時に郡山~磐梯熱海間で1往復増発する。郡山~会津若松・喜多方間では、新型のE721系電車を導入するほか、ワンマン運転を実施。快速列車は停車駅パターンを現在の四つから二つに見直して分かりやすくする。このほか、郡山~喜久田間の郡山富田駅が4月1日に開業する予定。同駅はICカードに対応し、郡山方面へは交通系ICカードで列車を利用できるようになる。会津若松方面へのICカード利用には対応しない。

奥羽本線では、福島市内の赤岩駅を「通年通過駅」に変更する。同駅は宮城県と山形県の県境(板谷峠)に近い山岳地帯の駅。利用者はほとんどなく、2012年以降は12月から翌年3月まで全ての列車が通過する冬季休止駅となっている。今シーズンも今年12月1日から2017年3月25日まで休止する予定だったが、今回の発表により2017年3月26日以降も休止することが決定。今年11月30日が最後の営業日となった。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る