こぐま座流星群、観測のコツは? 12月22日がピーク

宇宙 科学
12月22日午後6時の空をStellaNavigatorでシミュレーション(c) アストロアーツ
12月22日午後6時の空をStellaNavigatorでシミュレーション(c) アストロアーツ 全 2 枚 拡大写真
 こぐま座流星群が2016年12月22日ごろにピークを迎える。極大時間は午後5時と予測されており、観測は日没後がおすすめ。1時間あたり最大で数個程度と小規模な流星群なので、期待しすぎず気長に観測しよう。

 アストロアーツによると、こぐま座流星群は、毎年この時期に地球がタットル彗星の通り道を通過し、そこに残されていたちりが地球の大気に飛び込み、上空100km前後で発光して見える現象だという。

 今年は、深夜から下弦過ぎの月明りが影響するため、日没後の観測がおすすめ。観測に適しているのは、街灯などの明かりが少なく、空を広く見渡すことができる場所。流星は北だけでなく、夜空のどこにでも現れるため、どの方向でも観察できる。方角にはこだわらず、空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を見つけられる可能性が高いとされている。

 ピークとなる12月22日は連休前でもあるので、2016年最後の天体ショー「こぐま座流星群」を気長に観測しよう。

こぐま座流星群が12/22ピーク…観測のコツは?

《工藤めぐみ》

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