【F1】フェラーリ、2017年マシンを2月24日に発表

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フェラーリ
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F1世界選手権に参戦するスクーデリア・フェラーリは、いち早く2017年モデルのF1マシンを来年2月24日に発表することを明らかにした。

2016年シーズンはセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのチャンピオン経験者で参戦したが、思わぬ苦戦を強いられメルセデスだけでなくシーズン中盤からはレッドブル勢の先行も許してしまった。これにより2014年以来となるシーズン未勝利に終わった。

来年は再びトップに返り咲くべく、すでに新型車開発に取り掛かっており、来季最初のプレシーズンテスト前に彼らの自社テストコースであるフィオラノで発表するとのこと。なお正式なマシン名は未定。ドライバーは引き続きベッテルとライコネンが務める。

2014年の大幅なレギュレーション改定以降、苦戦が続いているフェラーリ勢だが、来季はタイヤサイズやウイングの形状が変わるなど、また大幅にレギュレーションが変わる。特に空力面に着目しており、チーフテクニカルオフィサーのマッティア・ビノットは「コーナーでの加速時と減速時に速さを見出したいと考えている。(フェラーリ本拠地の)マラネロでこのようなマシンが作れないはずがない」と開発状況についてコメントしている。

2017年は例年より遅い2月27日からバルセロナでプレシーズンテストがスタート。開幕戦は3月24~26日にオーストラリア・メルボルンで行われる。

新レギュレーションをうまく味方につけ、再び勝利を手にすることができるのか、注目が集まるシーズンオフとなっている。

《吉田 知弘》

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