三井化学 台湾合弁会社、リチウムイオン電池向け電解液の設備能力を増強

エコカー EV

三井化学は12月21日、台湾プラスチックス社(FPC)との合弁会社 台塑三井精密化学有限公司(FMAC)でのリチウムイオン電池向け電解液の設備能力を増強すると発表した。

リチウムイオン電池はノートPCやスマートフォン、タブレット端末の普及に伴い、市場が拡大してきたが、今後はプラグインハイブリッド車や電気自動車への普及が見込まれており、中国を中心に大きな市場拡大が期待されている。

同社はFPCとともに、需要拡大が見込まれる中国市場のニーズに対応するべく、FMACに高品質な電解液の生産設備を建設し、2016年7月に営業運転を開始。今回のFMAC増強は、さらなる市場拡大に備え、生産・供給体制の拡充を図るもの。生産能力を現状の1500トン/年から5000トン/年に引き上げ、2017年11月より営業運転を開始する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る