中国政府、小型車減税を1年延長…税率は引き上げへ

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中国政府は12月15日、小型車に対する減税措置を、1年間延長すると発表した。

中国政府は2015年9月下旬から、排気量1.6リットル以下の小型車に対する自動車取得税を、10%から5%に引き下げる減税を開始。この効果で、新車販売が回復を遂げた。

しかし、この減税は2016年12月末をもって、終了する予定。そのため、中国市場で販売活動を行っている自動車メーカーから、減税の延長を求める声が上がっていた。

この要望を受けて12月15日、中国政府は小型車に対する減税措置を、1年間延長すると発表。2017年末まで、減税が適用される。

ただし、税率については、現行の5%を7.5%に引き上げる。2017年の1年間は、減税率が現行の半分となり、2018年1月から、本来の10%に税率が戻ることが決められた。

《森脇稔》

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