【マツダ CX-5 新型】竹下商品本部長「実用燃費にカジを切った」

自動車 ニューモデル 新型車
マツダ商品本部の竹下仁本部長
マツダ商品本部の竹下仁本部長 全 3 枚 拡大写真
マツダの商品本部の竹下仁本部長は、新型『CX-5』の開発から燃費性能の追求は「はっきりと実用燃費の方にカジを切った」と述べ、今後の新モデル開発では実際の使用シーンを想定した性能重視の方針を強調した。

竹下本部長は12月25日に、北海道の同社剣淵試験場(上川郡剣淵町)で開いたCX-5などの試乗会で報道陣の取材に応じ、指摘した。新型CX-5の「JC08モード」による燃費は、14.6~18.0km/リットル。従来モデルの14.6~18.6km/リットルとほぼ同等レベルになっている。

竹下本部長は、従来もカタログに掲載される「モード燃費」よりも「実用燃費」を重視してきたが、今回のCX-5で明確に方針を定めたという。新型CX-5では実用燃費性能で「お客様に価値を感じていただける」と、自信も示した。

燃費性能の表示方法については、国土交通省が2018年10月から、国連のワーキングチームが定めた新たな国際基準を導入する方針。これにより、実際の走行に近い方法で燃費の審査を行っていく。竹下本部長は「欧州も実用モード重視に変わっていくなど、世界的な流れ」としており、そうした動きに先行して対応する考えを示した。

協力:マツダ(試乗会)

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る