スズキが発表した2016年11月の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比12.3%増の26万7257台で、2か月ぶりのプラスとなった。
国内生産は国内向けの生産が減少し、同12.0%減の6万4692台と21か月連続のマイナス。海外生産はインド、タイなどで増加し、同23.2%増の20万2565台で2か月ぶりのプラスとなった。
国内販売は同1.4%増の5万0813台で、3か月ぶりのプラス。登録車は『ソリオ』や『イグニス』が貢献し、同10.5%増の7422台と11月として過去最高の記録で15か月連続プラスとなった。軽自動車は『ワゴンR』の減少を『ハスラー』や『エブリイ』などがカバーしたものの、前年同月より13台減少の4万3391台で23か月連続のマイナスとなった。
輸出は欧州向けなどが増加し、同23.1%増の1万1694台と、2か月ぶりのプラスとなった。