英国の高級車メーカー、ジャガーカーズが日本市場にも導入している新型スポーツカー、『Fタイプ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「ジャガーカーズの米国法人、ジャガー・ランドローバー・ノースアメリカから、ジャガー『Fタイプ』に関するリコールの届け出を受けた」と発表している。
今回のリコールは、サスペンションの不具合が原因。NHTSAによると、ジャガーFタイプのリアサスペンションについて、ロワコントロールアームのコネクティングボルトが脱落するおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2017年モデルのジャガーFタイプの「SVR」グレード。米国で販売された車両がリコールに該当する。
ジャガー・ランドローバー・ノースアメリカでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、ボルトを交換するリコール作業を行う。