【特集】国内発売迫るPS4『Ride 2』でバイクゲームの進化系を見た―カワサキ「Ninja H2R」も乗れる!

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【特集】国内発売迫るPS4『Ride 2』でバイクゲームの進化系を見た―カワサキ「Ninja H2R」も乗れる!
【特集】国内発売迫るPS4『Ride 2』でバイクゲームの進化系を見た―カワサキ「Ninja H2R」も乗れる! 全 15 枚 拡大写真

インターグローより、本格的バイクレースのリアルライディングシミュレーター 『Ride 2』が2017年2月23日に発売されます。

2015年に発売された第1作目では本格的なバイクシミュレーターソフトとして、多くのバイクファンから注目を集めました。約1年8ヶ月ぶりのリリースとなる第2作目は、中身が大幅に進化。より本格的なバイクのレーシングシミュレーターとなっています。

■バイクファンのために作られた本格レーシングシミュレーターの第2作目


今回も、登場するバイクは全て実在するもの。前作以上にバイクそれぞれの挙動や特徴が再現されており、時にはシビアなコントロールが要求される時もあるが、バイクを操る楽しさを、ゲームの世界で体験できるソフトに仕上がっています。

プレイヤーは、様々なレースに参戦し、そこで得られたクレジットでバイクやパーツを購入。より高性能なバイクを手にいれ、ハイレベルなレースにも挑戦していけるようになっています。

チューニング・カスタマイズに関してはバイクの知識が浅い方でも楽しくプレイできるように、パフォーマンスポイントを各車に表記。高性能なバイクを手に入れたり、チューニングを行うと、この数値が上がっていきます。

収録されているのは、国内外の有名バイクメーカーにある実在バイク。基本的にロードバイクやオフロードバイクの市販モデルが中心。MotoGPなどのレーサー仕様は収録されていませんが、ブリティッシュスーパーバイクや世界耐久選手権などに参戦している車両などは一部収録。発売段階での収録数は230台以上。いつかは乗ってみたかった憧れの1台も、このゲームで体感できます。

またバイクレースが初めてという方も気軽に楽しめるように、アシストシステムが完備されている他、プレイ初期段階でも「レンタルバイク」という形で、ある程度プレイを進めないと買えない高性能バイク(一部のみ)に乗ることもできるようになっています。

■バイクだけでなくライディングスーツも豊富なカスタマイズ


今作では、カスタマイズの種類が豊富になったことも大きな特徴のひとつ。バイクに関してはチューニングパーツも全て実在メーカーが登場するこだわり具合で、合計1200を超える実在パーツが収録されています。

バイク外観のカスタマイズの自由度が増しており、ボディカラーはもちろん、ヘッドライトやミラー、ホイールやブレーキホース、ブレーキパッドなどは色まで選べるようになっており、自分だけの1台を作り上げることが可能です。これらバイクパーツだけでも1200以上も用意されています。

さらにライダーの外観も変更可能で、種類も非常に豊富。ヘルメットだけでも100種類を超える他、グローブ、スーツ、ブーツなども変更していくと、その組み合わせは無限大。

今作ではレースギアだけではなく、ストリートギアとオフロードギアもカスタマイズでき、各バイクに合わせてマイライダーの外観も合わせ込んでいくことが可能。こちらも全て実在ブランドのウェア・アクセサリーばかりで、この部分の細部へのこだわりは1作目を遥かに上回っています。

■グラフィックだけでなく、各バイクの音も再現



今回、記事執筆にあたりゲームをプレイさせていただいたが、まず驚くのは各パーツの細部まで忠実に再現された鮮やかなグラフィック。

今回はPS4 Pro対応の4Kグラフィックが採用され、バイクの外観はもちろん、細部に至るまで実物通りに再現されています。またプレイ中に転倒やコースオフしてしまったり、雨のレースになると、ボディに水滴や汚れがつく。ここの表現も本物と見間違えてしまうほどハイレベルに作り込まれています。

そして、何より一番驚いたのは「音」。今回登場するのは全て実在するバイクだが、それらの音が全て忠実に再現されています。

例えば、鈴鹿8耐で2連覇を果たす活躍を見せているヤマハ「YZF-R1」は、独特の重みのあるサウンドを響かせるし、ホンダになれば少し高めのサウンドが聞こえてくる。往年の2ストロークバイクも、ゲームでありながら、本当にバイクに乗っているかのように完全再現されています。

またプレイ中は視点変更により、ライディングしているライダー目線も選択可能。さらにヘルメットをかぶっている状態も、視界から音に至るまで全てが実際にバイクを走らせている状態を再現しているのも、こだわりの一つと言えます。


■マカオやニュルブルクリンクをはじめ、実在のサーキットも収録

完全再現されているのはバイクだけではなく、プレイの舞台となるコースも実在サーキットを収録。その中でも『Ride 2』で新たに収録されているのが、マカオのギアサーキットと、ドイツのニュルブルクリンク。

ニュルブルクリンクはF1などで使用されるGPコースだけではなく、全長約20kmある超ロングコース「ノルドシェライフェ」も収録されています。特に4輪メーカーは市販車の開発テストで使用するコースと知られ、世界屈伸の難関コース。ここを自らが育て上げたバイクでプレイすることが可能になります。

さらに、毎年11月下旬に開催されるマカオグランプリの舞台であるギアサーキットも収録。こちらは今までのレーシングゲームでなかなか登場しなかったコースでもあるため、このコースでプレイすることを待ち望んでいたレースファンも多いかもしれません。

この他にも、イタリアのモンツァサーキットやイモラサーキット、イギリスのドニントンパークなどF1の舞台になったコースでも知られ、現在ではスーパーバイクなどで名勝負が繰り広げられているサーキットも登場。北アイルランドで開催される伝統レース「アルスターGP」のコースも収録されているなど、バイクファンにとっては堪らない作品となっています。

また国内では前作に続いてスポーツランドSUGOが登場。その他にもストリートコースや山間コースなど多種多彩のコース、レイアウトが用意されており、全てを走破するだけでも相当数プレイをしなければいけないほどのボリュームです。

■時速400kmを記録したカワサキNinja H2Rも完全再現され収録



さまざまなバイクがある中で、筆者が注目したのはパッケージモデルにもなっているカワサキ「Ninja H2R」。静止状態から加速し、わずか26秒で時速400kmに達したというモンスターマシン。それが、このゲームで実車のパフォーマンスを余すことなく収録されています。

先述通り、独特のエンジンサウンドはもちろんのこと、少しアクセルオンするだけで得られる驚異的な加速力も実物そのまま。体験プレイの際に、モンツァサーキットのメインストレートを使って最高スピードを計測してみた結果、時速341kmまで到達。残念ながら時速400km超えはならなかったものの、H2Rの圧倒的なパワーと、それに負けないコーナリング時の安定性をゲームの中で存分に楽しむことができます。

■東京モーターサイクルショーでも体験プレイブースが登場



この『Ride 2』は、2017年2月23日に、PS4向けに発売予定です。また、同年3月24日~26日まで開催される東京モーターサイクルショー2017にも体験ブースを出展。ハイクオリティな実機プレイを楽しむことができます。

今作は、ゲームファンはもちろんのこと、バイクファンにとっても決して見逃して欲しくない。「あのバイクに乗ってみたかったなぁ」という夢が、その世界を完全再現された空間で体験できる。そんな完成度の高い作品に仕上がっています。

『Ride 2 (ライド 2)』
プラットフォーム:PlayStation 4
発売日:2017年 2月 23日(木)
価格:7,980円

Ride 2 (C) 2016. Published and Developed by Milestone S.r.l. All rights reserved. (R) KAWASAKI is a registered trademark of Kawasaki Heavy Industries Ltd. All manufacturers, accessory suppliers, names, tracks, sponsors, brands and associated imagery featured in this game are trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Licensed and published in Japan by Intergrow Inc.

《吉田 知弘》

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