【高崎クラシックカーフェスティバル16】ランサー、セリカのラリーカーやスカイラインなどのスポーツカー

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
三菱 ランサー1600GSR(1974年)
三菱 ランサー1600GSR(1974年) 全 47 枚 拡大写真

12月25日に群馬県高崎市で行われた「高崎クラシックカーフェスティバル」(伊香保おもちゃと人形自動車博物館主催)。ここではラリーカーやスポーツカーをピックアップしてみた。

艶(つや)消しブラックのボンネットやオスカーのフォグランプなどで往時を偲(しの)ばせていたのは、初代の三菱『ランサー』1600GSR。1974年のサファリラリーでジョギンダ・シンのドライブにより初優勝し、これを記念して100台限定で販売された内の1台だ。スポーツキットのタコ足や4点式のシートベルト、コンソールボックスに埋め込まれた記念プレートなどが特別装備だった。オーナーはこの車両で今もラリーに出場、篠塚建次郎氏も何度か運転しているという。

お隣に並んでいた初代トヨタ『セリカ』1600GTV(1973年)もラリー仕様。もともとモータースポーツ用ベース車としてサスペンションを強化したグレードで、2T-G型DOHCエンジンを搭載する。オーナーは同型車で30年ほど前に地方ラリーに出場しており、それが忘れられなくてまたGTVを購入、TRDの足回りやオスカーのフォグランプ、ラリーコンピューターなどを移植したという。定番のトムスレーシングのホイールもきまっていた。

変わらぬ存在感を見せていたのは日産『スカイライン』2000GT-R。”ハコスカ”と”ケンメリ”合わせて5台が集まっていた。このほか、ダットサン『サニー』クーペ1000(1969年)、『フェアレディ』1600(1967年)、マツダ『コスモスポーツ』(1969年)、トヨタ『2000GT』(1967年)、『スポーツ800』(1965年)、『カローラ』レビン(1973年)、いすゞ『117クーペ』(1976年)、ホンダ『S600』(1965年)など個性的な車両があった。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る