「アメリカに工場、もしくは高関税を」トランプ氏、トヨタのメキシコ新工場を批判

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米大統領に就任するトランプ氏 (c) Getty Images
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アメリカ次期大統領のドナルド・トランプ氏は、5日に自身のTwitterにおいて、トヨタ自動車が建設を進めるメキシコの新工場について、同社の方針を強く批判するツイートを投稿した。

5日に投稿されたツイートは「トヨタ自動車はメキシコのバハカリフォルニア州に、米国向けカローラ生産のための新工場を建設するといっている。ありえない! 米国に工場を建設するか、高関税を支払え」というもの。

トランプ氏は、「アメリカ・ファースト」を掲げ大統領戦を勝ち抜いており、国外に生産拠点を置く米国企業に対し極めて厳しい発言を続けている。GMに対しても批判のツイートをしており、ほぼ同じ内容ででトヨタも非難された格好だ。

さらに同様の批判に晒されていたフォードモーターは、3日にメキシコの新工場の設立を撤回するに至っており、トランプ氏は撤回の報道を受けて、同社の方針転換を評価しつつも「はじまりに過ぎない」とツイートしている。

日本では5日、豊田章男社長が自動車工業団体の賀詞交歓会で記者団の取材に対し、今後の方針については「もう少し状況が分かったら考えていきたい」と即座の計画見直しは否定していた。

《宮崎 紘輔》

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