【年頭所感】マツダ小飼社長…先頭打者を駆け抜けさせる

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ小飼社長とCX-5新型 《撮影 雪岡直樹》
マツダ小飼社長とCX-5新型 《撮影 雪岡直樹》 全 5 枚 拡大写真

マツダの小飼雅道社長は「新年のご挨拶」(年頭所感)で、2016年の振り返りと2017年の抱負を述べた。2016年に「構造改革ステージ2」が始まり、2017年には「打順は再び先頭打者に戻」るという。

2016年は「『構造改革ステージ2』の始まりの年として、ビジネスの質的成長とブランド価値向上に向けた取り組みが着実に前進した1年であった」と考える。

新たなラインアップとして「中国での新型『CX-4』、ハイエンドモデルとなる新型『CX-9』、派生モデルの『ロードスターRF』を導入した。加えて、新世代車両運動制御技術『G-ベクタリングコントロール』や最新の安全装備を採用して、既存モデルの商品改良を行」ない、商品力の向上を継続的に図った。

生産面でも、グローバルに高まるSUV需要に対応して、12月より防府工場で『CX-3』の生産を始めるなど、「工場間・車種間のフレキシビリティを着実に高めて」きたとする。

2017年、「打順は再び先頭打者に戻り」、新型『CX-5』を2月に日本国内で発売する。CX-5は、2012年2月に「SKYACTIV技術」と「魂動デザイン」を全面的に採用した新世代商品の第1弾として発売され、現在ではマツダの世界販売の4分の1を占める基幹車種に成長した。今回、初のフルモデルチェンジとなった。

「私はこのクルマを必ず成功させ、『構造改革ステージ2』における更なる成長を確実なものにしたいと考えております。このような思いを込めて、本年は『先頭打者を駆け抜けさせる年』としたいと思います」

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る