【デトロイトモーターショー2017】メルセデス AMG GT 改良新型、522馬力へ強化

自動車 ニューモデル モーターショー
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長(デトロイトモーターショー2017) (c) Getty Images
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長(デトロイトモーターショー2017) (c) Getty Images 全 6 枚 拡大写真

ドイツの高級車、メルセデスベンツは1月9日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2017において、改良新型メルセデスAMG『GT』を初公開した。

メルセデスAMG GTは2014年秋、パリモーターショー2014で発表されたメルセデスAMGの新世代スポーツカー。生産を終了した『SLS AMG』の実質的な後継車だが、ポルシェ『911』クラスとの競合を狙う。

メルセデスAMG GTの上級の「S」グレードでは、直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンが、最大出力510hp/6250rpm、最大トルク66.3kgm/1750-4750rpmを発生。0-100km/h加速3.8秒、最高速310km/hの優れたパフォーマンスを実現した。

今回、デトロイトモーターショー2017では、メルセデスAMG GTがデビューから約2年半が経過して、初の大幅改良を実施。フェイスリフトと技術的なアップグレードが改良の柱となる。

外観は、フロントマスクを中心に変更。縦メッキのフロントグリルは、メルセデスAMG「GTロードスター」と同デザイン。メルセデスAMG GTファミリー全車が、同じフロントマスクを持つことになった。

直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、Sグレードの場合、最大出力を12hp高め522hp、最大トルクを2kgm引き上げ68.3kgmに強化。最大トルクの発生領域は、1800‐5000rpmにワイド化された。0-100km/h加速3.8秒、最高速310km/hのパフォーマンスは従来通りとなっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る