メルセデス世界販売、12%増の222万台…6年連続の記録更新 2016年

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メルセデスベンツEクラスセダン
メルセデスベンツEクラスセダン 全 7 枚 拡大写真

ドイツ自動車大手のダイムラーは1月9日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2016年世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、6年連続で年間販売の記録を更新する222万8367台。前年比は11.9%増と、2桁増を維持した。

ブランド別では、メルセデスベンツが208万3888台を販売。前年比は11.3%増と伸びた。スマートは14万4479台。前年比は21%増と、2年連続のプラス。

市場別では、欧州が89万8234台を販売。前年比は12.4%増と、2桁の伸び率を保つ。このうち、地元ドイツは29万3209台を売り上げ、前年比は7.2%増と、3年連続で前年実績を上回る。

中国は、47万2844台。前年比は26.6%増と、4年連続で2桁増。また米国は、前年比0.8%減の34万0237台と、マイナスに転じた。日本は6万7233台を売り上げ、前年比は3.5%増と堅調な伸びを示す。

メルセデスベンツブランドでは、小型車の『Aクラス』が『Bクラス』、『CLAクラス』、『GLAクラス』と合計で、63万6903台を販売。前年比は9.3%増と伸びた。新型が好調な『Cクラス』は、およそ42万5000台。モデルチェンジ効果が強かった前年には届かず、前年比は4.3%減と3年ぶりに減少。『Eクラス』は新型投入の効果で、前年比7.9%増と回復。

SUVは2016年、合計で過去最高の70万6170台を販売。前年比は34.3%増と大きく伸びた。

ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「2016年はメルセデスベンツ史上、最も成功を収めた1年」と述べている。

《森脇稔》

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