トランプ次期大統領、「フォードとFCAに感謝」…メキシコ生産見直しで

自動車 ビジネス 企業動向
トランプ次期米大統領 (c) Getty Images
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米国のトランプ次期大統領のTwitterでの発言を受けて、米国の一部自動車メーカーが、メキシコ生産計画を見直す動きに出ている。この動きに早速、トランプ次期大統領がツイートしている。

これは1月9日、トランプ次期大統領が公式Twitterで配信したもの。「フォードモーターとFCA USに感謝したい」とのメッセージを発表している。

このところ、トランプ次期大統領のTwitterでの発言に、自動車メーカーは神経を尖らせている。フォードモーターは1月3日、メキシコに計画していた新工場の建設を白紙撤回。これに代えて、米国内の工場に投資し、新型EVや自動運転車を生産すると発表した。

また、FCA USは1月8日、米国内の2工場への10億ドルの投資と、2000名の新規雇用を行うと発表。オハイオ州のトレド工場には、現在メキシコ工場で生産しているラムブランドのピックアップトラックの生産を移管することを明らかにした。

これら米国ビッグ2の動きは、トランプ発言の影響を受けたものと見られる。トランプ次期大統領はフォードモーターとFCAUSの対応について、「ついに願いがかなった」と、歓迎のツイートを寄せている。

《森脇稔》

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