ニュアンス、バーチャルアシスタントに新機能…AIテキストメッセージングや同乗者対応

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ドライブアシスタンス機能(参考画像)
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ニュアンス・コミュニケーションズは1月11日、コネクテッドカー向け音声技術「Dragon Drive」のオートモティブアシスタント機能を拡張するとともに、AIテキストメッセージング機能を追加したと発表した。

オートモティブアシスタント機能は、ドライバーのニーズを予測して、情報やコンテンツを会話形式で提供するバーチャル・パーソナルアシスタント。自然言語による電話発信や音楽再生、メール作成などの操作に加え、声紋認証によるセキュリティと文脈を理解する音声対話を提供。さらに音楽再生や目的地設定などの利用履歴を基に、ニーズを予測してドライバーに提供するデイリーアップデートサービスも可能とし、運転に集中したまま直感的に操作できる車載機能とコネクテッドサービスを実現する。

今回の機能拡張では、ドライバーだけでなく、同乗者にもサービス提供を可能にするマルチパッセンジャー対話ソリューションを追加。キーワードの発話で音声指示を開始するウェイクアップワードと声紋認証による話者特定を活用することで、複数の同乗者とのコミュニケーションをサポートできるようになる。マルチパッセンジャー対話ソリューションは既に、Dragon Driveを採用するBMWグループの一部車両に搭載されている。

AIテキストメッセージング機能は、オートモティブアシスタントが受信したドライバー宛のメールの内容を判断して、対応アクションをドライバーに対して積極的に提案する新機能。返信の作成に加え、メッセージに含まれた施設をカーナビの目的地に設定するかどうかなどをドライバーに自動的に尋ねる。また、受信したメッセージの内容に応じて、クラウド上のカレンダーに予定を追加するオプションも備えている。

《纐纈敏也@DAYS》

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