村田製作所、自動車のエンジンルームで使用できる耐熱200度のコンデンサを開発

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自動車用リードタイプ積層セラミックコンデンサRHSシリーズ
自動車用リードタイプ積層セラミックコンデンサRHSシリーズ 全 1 枚 拡大写真

村田製作所は、最高使用温度200度に対応する自動車用リードタイプ積層セラミックコンデンサ「RHS」シリーズを開発した。

開発品は、高耐熱積層セラミックコンデンサを、新しく開発した高耐熱樹脂でコーティングすることで、最高使用温度200度を実現した。定格電圧ラインアップは200Vdc、500Vdcで、今後さらに拡大する予定。

自動車の燃費向上を目的に、パワートレイン系制御システムにはDCモーター駆動による制御が増加している。自動車のエンジンルーム周辺など過酷な高温環境に搭載されるDCモーターから発生する電気的ノイズを抑制するためコンデンサとして採用を目指す。

商品は、イワミ村田製作所で5月から量産を開始する。サンプル価格は200円。

開発品は、1月18日~1月20日に東京ビッグサイトで開催される「オートモーティブワールド2017/ 第9回国際カーエレクトロニクス技術展~カーエレJAPAN~」に出展する。

《レスポンス編集部》

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