みなとみらい線を運営する横浜高速鉄道は1月13日、同社が計画している可動式ホーム柵(ホームドア)の整備を1年前倒しすると発表した。2020年度までに、全ての駅にホームドアを設置する。
みなとみらい線は、横浜(横浜市西区)~元町・中華街(中区)間4.1kmを結ぶ鉄道路線。横浜駅で東京急行電鉄(東急)東横線とつながっており、相互直通運転が行われている。横浜駅は既にホームドアが設置されているが、それ以外の新高島、みなとみらい、馬車道、日本大通り、元町・中華街5駅は未整備だ。
横浜高速鉄道の発表によると、同社の中期経営計画(2015年12月)では、ホームドアの整備時期を2018~2021年度としていた。しかし、沿線は再開発が進んでいるほか、東京オリンピック・パラリンピック(2020年)の競技場の一つとなる横浜スタジアムもあり、「一層多くのお客様をお迎えする」ことから、事業時期を2016~2020年度に変更。ホームドアの設置完了時期を1年前倒しする。