【東京オートサロン2017】見る角度で表情が変わるスプレーゴム塗料…剥がすのも簡単

自動車 ニューモデル モーターショー
オキ・ドリーム(東京オートサロン2017)
オキ・ドリーム(東京オートサロン2017) 全 3 枚 拡大写真

1月13日から15日まで3日間の日程で開催された東京オートサロン2017。アメリカ発、塗って剥がせるスプレーゴム塗料専門店の株式会社オキ・ドリームから展示されていたシボレー『コルベット』C7のZ06に注目。

見る角度によって大きく色が変わる緑と青の“マジョーラ”カラーが印象的なこの車。塗装の完成度が非常に高く、一見すると純正マジョーラ塗装にも思えてしまうが、実はこれが最新の塗って剥がせるスプレーゴム塗料『PLASTIDIP』(プラスティーディップ)だ。

手軽に色を変えられるという意味では近年流行中のフィルムによるラッピングに近いが、大きく異なる特徴がある。それは、剥がす際に接着材が残ったりオリジナルの塗装まで剥げてしまう場合のあるラッピングとは異なり、簡単に綺麗に剥がせることだ。

試しに剥がさせてもらったが、本当に簡単に剥がすことができ、下のオリジナル塗装には何の痕跡も残さない。それでいて傷にも強く、擦り傷や凹みでも剥がれることはないそうだ。

アメリカから輸入販売することになったきっかけは、同社の所在地にある。コルベットのナンバープレートや社名からもわかるようにオキ・ドリームは沖縄に拠点をおく。社長の金氏は車が好きで、自身の愛車を沖縄特有の潮風や直射日光によるダメージからどうにかして守りたいと常々考えていた。世界中の様々なラッピングフィルムや塗料を試しているうちに、この塗って剥がせるスプレーゴム塗料にいきついたとのこと。

曲面でのフィッティングで技術力を要求される従来のフィルムラッピングと違い、施工は通常の塗料を塗るのとほぼ変わりないため、非常に楽。ホイールやエンブレムなどの細かい部分にまで塗装が可能だ。

《山里真元》

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