中国新車販売、8年連続世界一… 13.7%増の2802万台 2016年

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日産シルフィ
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中国汽車工業協会は1月12日、中国における2016年の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は、前年比13.7%増の2802万8000台と過去最高。4年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り8年連続で世界一となった。

画像:日系3社の中国主力車

前年比で13.7%の伸び率は、2015年の4.7%増を上回り、3年ぶりの2桁台。中国政府は2015年10月、小型車に対する減税を開始。これ以降、乗用車の新車販売は回復傾向にある。

日系メーカーでは、日産自動車が135万4600台と過去最高。日系メーカーの首位に立った。前年比は8.4%増と、4年連続で前年実績を上回る。2015年10月以降は、小型車減税の効果により、『シルフィ』の販売が伸びた。

ホンダは過去最高の124万7713台と、2年連続の100万台超えで2位に。前年比は24%増と、2桁増を達成した。広汽ホンダでは、『ヴェゼル』が前年比45.5%増の16万8373台と好調。東風ホンダでは、ヴェゼルの東風ホンダ版、『XR-V』が48.8%増の16万5358台と大幅増。『シビック』は新型投入により、前年のおよそ2.6倍の9万0507台と売れている。

3位のトヨタ自動車は、前年比8.2%増の121万4200台。3年連続で100万台を超え、新記録を達成した。2014年夏にモデルチェンジした主力セダンの『カローラ』と、新型車の『レビン』の販売が好調だった。

《森脇稔》

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