【VW ティグアン 新型】インターネットと接続し、新たなSUVの使い方を提案

自動車 ニューモデル 新型車
新型ティグアンの発表会場(東京国際フォーラム)は、“つながるSUV”を前面に打ち出したスタイル
新型ティグアンの発表会場(東京国際フォーラム)は、“つながるSUV”を前面に打ち出したスタイル 全 15 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は、最新プラットフォーム「MQB」を採用した新型『ティグアン』を発表した。モデルチェンジのポイントは“つながるSUV”にあった。

発表会で挨拶に立ったVGJの代表取締役ティル・シェア氏は新型ティグアンを「SUVとして初のMQBを採用して、デザインや快適性、機能性の分野で未来を先取りするオールラウンダーとなった」と説明する。特にティル・シェア氏が力を込めたのがコネクティビティへの対応だ。

フォルクスワーゲンではこれまでも『ゴルフ』や『パサート』などに「Car-Net」対応のDiscover ProやComposition Mediaを搭載してきており、新型ティグアンにもこれらの機能を搭載。クラウド接続による目的地検索や、グールマップを活用した新たなナビゲーション環境を提供する。

Discover Proの搭載は「Highline」、「R-Line」の二つのグレードに標準設定し、「Comfortline」にオプション設定する。

Discover Proは他のVW車と同様、8インチ大型フルカラー タッチスクリーンにレスポンスに優れた大容量SSD 64GBを搭載したもので、インターネットへは手持ちのスマートフォンをテザリング経由で接続する。ニュースや天気予報など最新の情報をリアルタイムで取得できる他、エリアを越えた交通情報を反映できるオンラインルート探索にも対応した。

コネクティビティ機能App-Connectでは、MirrorLink、Apple CarPlay、Android Autoに対応しており、対応するスマートフォン内のアプリケーションを車載器の画面上で閲覧し、音声を使った操作も可能としている。

新型ティグアンはSUVとしてのユーティリティを持ちながら、インターネットとの接続性を高めることで、新たな使い方を提案する未来志向のSUVと言えるだろう。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  2. 600台ものカスタムカーが集結、「スタンスネイションジャパン」大阪で8年ぶり開催へ
  3. いすゞ初の電動ピックアップトラック『D-MAX EV』にSNSも注目「ロマンあるよな」
  4. 『マツダ6e』英国発表で日本への“右ハンドル車”投入にも期待ふくらむ
  5. 路面に「矢印」照らすウインカー国内初搭載、トヨタ『カローラクロス』が改良
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る