ドゥカティ、7機種リリース予定…スクランブラーにカフェレーサーやデザートスレッド 2017年

モーターサイクル 企業動向
DUCATI スクランブラー カフェレーサー
DUCATI スクランブラー カフェレーサー 全 30 枚 拡大写真

ドゥカティジャパンによると、ドゥカティ・モーター・ホールディングの2016年世界販売台数は前年比1.2%増しの5万5451台。この好調なセールスには、ニューモデル『スクランブラーSixty2』の市場投入も貢献している。

ドゥカティ・モーターホールディング社のグローバル・セールス&マーケティング・ディレクター、アンドレア・ブッツォーニ氏はこう言う。

「2015年はスクランブラー・ブランドの導入もあり、販売台数を大幅に伸ばしましたが、2016年に新たな販売記録を達成したことによって、この販売基盤が強固なものであることを示すことができました。この成長は、製品ラインナップとブランドの強化だけでなく、とりわけ世界中のセールスネットワークが確実に業績を伸ばしていることを表しています」

ドゥカティは現在、1594名の従業員を雇用し、世界90か国に783のセールス&サービス・ネットワークを展開している。

そして、「More than Red - 進化は止まらない」をモットーに、今年もニューモデル7機種をリリース。「Red」は情熱、パフォーマンス、レースを表し、「More」は、より親しみやすく、差別化されたモーターサイクル、非常に優れたサービス品質/範囲を含め、絶え間なく拡大を続ける製品ラインナップを表している。

「モンスター・ファミリー」には新しくなった『モンスター1200』に加えて、完全新作の『モンスター797』を追加。「スクランブラー」には『カフェレーサー』『デザートスレッド』が新発売され、ラインナップをより充実させる。

さらに『ムルティストラーダ950』『スーパースポーツ』『1299 スーパーレッジェーラ』も新発売されることが決まっている。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る