【大学受験2017】国公立大動向「文高理低」続く…河合塾がセンター・リサーチを分析

自動車 社会 社会
河合塾「センター試験の概況」
河合塾「センター試験の概況」 全 6 枚 拡大写真

 河合塾は1月19日、平成29年度(2017年度)大学入試センター試験の受験者から寄せられた自己採点・志望校データー(センター・リサーチ)をもとに分析した国公立大志望動向を発表した。学部新設や大学再編の動きも交えながら、「文高理低」の傾向を示す。

 1月14日・15日に実施された平成29年度大学入試センター試験。河合塾は試験初日から問題講評を行い、1月18日にはセンター試験受験者の自己採点・志望校データーをまとめたセンター・リサーチに基づく情報の公開も始めた。センター・リサーチの利用者は44万5,714人。センター試験受験者の8割超を占める。

 文理別参加者数推移をみると、2014年度入試までは大学生の就職環境の悪化が影響したことから理系学部が人気だったが、2015年度入試以降は文系の人気が回復している。

 2017年度も志望動向は文系が人気傾向にあるものの、文系学部から理系学部へ定員がシフトする「文縮理拡」の動きや学部・学科再編に伴う変化が同時に発生。よって、一部の大学では募集人員が減少するにも関わらず、出願予定者が増加しているという。

 河合塾はこれに加え、分析の中で大阪大後期日程廃止の影響や新潟大創生学部、滋賀大データサイエンス部、愛知教育大など、2017年度入試で変化があった大学をピックアップし、具体的な分析を行っている。より詳細な志望動向や大学別学力分布、ボーダーラインなどは、河合塾が運営するKei-Netで閲覧できる。

【大学受験2017】センター・リサーチを分析、「文高理低」続く国公立大動向

《佐藤亜希》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る