ジャガー・ランドローバー、米社と提携…コネクトカーの開発強化

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ジャガー I-PACE
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英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは1月上旬、コネクテッドカー技術の開発において世界をリードする「CloudCar」社と提携すると発表した。

カリフォルニア州パロアルトに拠点を置くCloudCar社は、コネクテッドカー技術の開発における世界有数のリーディングカンパニー。同社のクラウドサービスプラットフォームには、車両のさまざまなセンサーに機械学習能力が付与されており、各自動車メーカーに、ブランドアイデンティティやデータ所有権を維持しながら、改良された音声認識アプリケーションや本人認証などの機能を提供している。

今回の提携では、CloudCar社の次世代クラウドサービスプラットフォームの採用や、1500万ドル規模の投資が含まれる。なおジャガー・ランドローバーは、初の市販EVの『I-PACE』に、CloudCar社の次世代プラットフォームを採用する予定。

ジャガー・ランドローバーでは、ドライバーにフォーカスした世界中に存在する何百ものクラウドサービスやコンテンツを、車両に統合することが必要と見込む。また今回のプラットフォームは、OEM間の協力がコスト削減だけでなく、顧客にもさらなるメリットをもたらすことを示す好例になると期待する。

ジャガー・ランドローバーの企業戦略担当、ハノ・キルナー エグゼクティブ・ディレクターは、「この投資は、ジャガー・ランドローバーの車両技術プログラムにとって不可欠。同時に、参画する他の自動車メーカーにとっても貴重な機会となるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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