アメリカ海兵隊、岩国基地で F-35B の配備記念式典を実施
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日本に駐留する海兵隊(第3海兵遠征軍)を指揮する司令官であり、沖縄における米4軍(海兵隊、陸軍、空軍、海軍)の地域調整官でもあるローレンス・ニコルソン中将は「第5世代機となる最新鋭のF-35B戦闘機を岩国に配備・運用することによって、日本あるいは周辺のパートナー国に不測の事態が生じた場合にも速やかに対応することができる」と、配備に意義があることを強調した。
また、太平洋地域の海兵隊航空戦力を受け持つ第1海兵航空団のトップであるラッセル・サンボーン少将は「米軍における最新・最先端の技術をこの地域に導入した」、「F-35Bの受け入れを表明してくれた岩国市には感謝したい」、「本国で訓練を重ねた部隊であり、安全面には最大の配慮をしている」などと述べていた。
岩国基地におけるF-35Bの通常訓練開始時期について、少将は「現時点では未定」としている。
《石田真一》