日産、タカタ製エアバッグで追加リコール…米国の15万台
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このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。
これにより、エアバッグ展開時にインフレータの内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷するおそれがある。
追加リコールの対象になるのは、日産ブランドが2012年モデルの『バーサ』。インフィニティブランドが2005-2008年モデルの『FX』、2006-2010年モデルの『M』など。米国で販売された15万2554台が該当する。
北米日産では、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、助手席エアバッグインフレータを交換するリコール作業を実施する。
《森脇稔》