インフィニティ米国販売、3.6%増の14万台 過去最高 2016年

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インフィニティQX50(日産 スカイライン クロスオーバー)
インフィニティQX50(日産 スカイライン クロスオーバー) 全 7 枚 拡大写真

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは1月上旬、2016年の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、過去最高の13万8293台。前年比は3.6%増だった。

セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)が4万4007台。前年比は0.3%増と微増ながら、前年実績を上回る。『Q70』(日本名:日産『フーガ』)は、前年比30.5%減の5872台と、減少傾向。2016年9月に新型を投入した『Q60』(日本名:次期日産『スカイラインクーペ』)が、通年では0.5%増の3970台を売り上げた。

SUVでは、『QX60』が4万2120台で、前年比は0.8%増。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年のおよそ3倍の1万6973台と大幅増。

また、最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年比9.1%増の6261台。最上級SUVの『QX80』は、7.2%増の1万6772台。新型コンパクトクロスオーバー車の『QX30』は、2259台と良好な立ち上がりを示す。

インフィニティの2016年米国新車販売の内訳は、乗用車が前年比16.9%減の5万3908台。ライトトラック(SUV)は23%増の8万4385台。SUVが、牽引役を果たしている。

《森脇稔》

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