【オートモーティブワールド2017】大阪のゴム加工会社、ミニチュア“トゥクトゥク”で技術力をアピール

自動車 ビジネス 国内マーケット
モリテックが製作した3輪車ティクティクのゴム製ミニチュア
モリテックが製作した3輪車ティクティクのゴム製ミニチュア 全 4 枚 拡大写真

大阪市のゴム加工会社、モリテックは「オートモーティブワールド2017」にゴムでつくったさまざまな製品を展示した。その中で来場者が注目したのが、全部ゴムでつくった3輪車トゥクトゥクのミニチュアと兜だ。

なにしろ本物そっくりの出来映えだからだ。「それぞれ職人が手作業で切削加工したもので、トゥクトゥクはタイの展示会に、兜は米国の展示会にうちの技術力をアピールするために出品しました。現地では見た人が感心していましたよ」と同社関係者は話す。

同社のようなゴム切削加工会社は国内で5社ほどしかなく、同社のその中でも微細なものから1mの大きなものまで幅広く手がけている。しかも、1個から注文に応じ、あらゆる形状のものにも対応するという。

「そのため、試作を依頼されることが多いです。たとえば、車のワイパーに使われているゴムもうちで試作してOKが出たものが量産メーカーに行き、大量生産されています」と同社関係者。

ただ、注文が多いのは建築関係で、同社では車関連のビジネスを伸ばしていきたい方針だ。そのためにブースには切削加工したフロアマットも展示。日本のものづくりはこうした企業に支えられていると感じさせるブースだった。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る