試運転続けるE353系、営業運転間近の500系…新宿駅11番のりばで妄想

鉄道 企業動向
JR E353系
JR E353系 全 12 枚 拡大写真
東京の2つのターミナル、新宿から西へ、浅草から北へ---。2017年に入り、KEN OKUYAMA DESIGN の新型特急が動き始めた。新宿方では、中央線を行く「スーパーあずさ」などを担うJR東日本のE353系、浅草方は多彩な分割・併合で日光・鬼怒川・会津・大宮・運河などを結ぶ東武の500系だ。

JR東E353系は、2015年夏、総合車両製作所横浜事業所で製造された量産先行車(9両+3両)が登場。松本車両センターを拠点に、現在も試運転を重ねている。そのE353系の登場から1年後、川崎重工兵庫工場で製造された東武500系は、同じく試運転を繰り返している。

この両車両に限って見ると、東武のほうがステップアップが早い。昨年、東武に引き渡された500系は、すぐに試運転に着手し、ことし4月21日のダイヤ改正で営業運転に就く。いっぽう、E353系は、登場から1年半が経ったが、具体的な導入スケジュールや運用は明らかにされていない。

「けごん」「きぬ」といった伝統特急の分割・併合や、野田線に誕生する定期特急が注目を浴びるなか、「あずさ」もここへきて動きがありそう。E353系の中央線での試運転が活発化しているようで、都心にもよく姿を現しているという。

1月中旬、新宿駅11番線にE353系量産先行車(S101+S201編成)の姿があった。客室内はサンシェードのようなものが下がり、普通列車グリーン車のような、Suicaなどをピッとやって席に着くような機材は確認できなかったが、乗降ドアからデッキの一部が垣間見えた。床は養生シートが敷かれていて、まだ何か作業が続いているような気配も……。

いっぽう東武500系は、「JR新宿駅へは乗り入れる予定はない」と伝えているが、「いずれ、100系スペーシアのように新宿に入ってくるようになると、KEN OKUYAMA DESIGN の特急車両が並ぶのか」とか、妄想はふくらむ。

《大野雅人》

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