1部上場企業サイトが受けた攻撃、ブルートフォースが半数 2016年

自動車 テクノロジー 安全
2016年に1部上場企業が受けたサイバー攻撃
2016年に1部上場企業が受けたサイバー攻撃 全 2 枚 拡大写真
株式会社サイバーセキュリティクラウドは1月23日、2016年度の1部上場企業が受けるサイバー攻撃の実情についてまとめた「2016年度 サイバー攻撃白書」を発表した。同白書は、クラウド型WAFのセキュリティサービス「攻撃遮断くん」で観測した攻撃ログを集約し、分析・算出した調査レポート。

白書によると、1部上場企業サイトへの総サイバー攻撃数は、2016年6月に597,142件を記録した。攻撃の内訳は、「ブルートフォースアタック」が55%を占め、「Webスキャン」36%、「Webアタック」5%、「SQLインジェクション」「XSS(クロスサイトスクリプティング)」がそれぞれ1%となっている。

ブルートフォースアタックは、問い合わせフォームやログインフォームからの総当たり攻撃による情報窃取を狙った攻撃が多いことを示しており、WebスキャンはECサイトなどに対して脆弱性の有無を調べる可能性が高いとしている。なお、2016年を時系列でみると、ブルートフォースアタックは9月から減少し、Webスキャンは年末にかけて増加している。

2016年に1部上場企業サイトが受けた攻撃、ブルートフォースが半数を超える(サイバーセキュリティクラウド)

《吉澤 亨史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  4. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る