1部上場企業サイトが受けた攻撃、ブルートフォースが半数 2016年
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白書によると、1部上場企業サイトへの総サイバー攻撃数は、2016年6月に597,142件を記録した。攻撃の内訳は、「ブルートフォースアタック」が55%を占め、「Webスキャン」36%、「Webアタック」5%、「SQLインジェクション」「XSS(クロスサイトスクリプティング)」がそれぞれ1%となっている。
ブルートフォースアタックは、問い合わせフォームやログインフォームからの総当たり攻撃による情報窃取を狙った攻撃が多いことを示しており、WebスキャンはECサイトなどに対して脆弱性の有無を調べる可能性が高いとしている。なお、2016年を時系列でみると、ブルートフォースアタックは9月から減少し、Webスキャンは年末にかけて増加している。
2016年に1部上場企業サイトが受けた攻撃、ブルートフォースが半数を超える(サイバーセキュリティクラウド)
《吉澤 亨史》