電子情報技術産業協会が発表した2016年の民生用電子機器の出荷金額は前年比2.2%増の1兆3111億円と6年ぶりに前年を上回った。
分野別ではカーAVC機器は、カーナビゲーションシステムなどが好調で同5.1%増の5685億円と、4年ぶりに前年を上回った。映像機器は同0.8%増の6480億円、オーディオ関連機器が同1.6%減の946億円となった。
一方、2016年12月のカーAVC機器の出荷金額は同10.0%増の483億円となった。
12月のカーAVC機器製品別出荷動向は、カーナビゲーションシステムが同18.2%増の48万9000台と9カ月連続プラスとなった。
ETC車載ユニットは同4.7%減の25万7000台と、3カ月連続マイナスだった。ETC2.0(DSRC)対応車載ユニットは同167.7%増の9万3000台で9カ月連続で前年を上回った。
カーCDプレーヤーは同2.9%増の19万2000台で2カ月連続プラス。カーAVメインユニットは同0.4%増の22万5000台と9カ月ぶりに前年を上回った。