鉄旅オブザイヤー2016に「ながまれ海峡号」…旅行会社がプロデュースする観光列車

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鉄旅オブザイヤー2016
鉄旅オブザイヤー2016 全 2 枚 拡大写真

鉄旅オブザイヤー実行委員会が主催する「2016年度 鉄旅オブザイヤー」で、日本旅行が企画・実施した企画商品「赤い風船『観光列車・ながまれ海峡号に乗ろう』」が、グランプリを受賞した。表彰式が25日、さいたま市の鉄道博物館で実施された。

鉄旅オブザイヤーは、旅行のプロが国内の優れた鉄道旅行商品を表彰し、「鉄道旅行」ならではの魅力を発信することを目的としている。今回が第6回目。審査員は、『旅と鉄道』誌の芦原伸編集長を委員長に、鉄道について造詣のある大学教員、新聞記者や鉄道ライターら。本年度は106作品がノミネートされた。

グランプリの「ながまれ海峡号」は2016年3月の北海道新幹線と同時に第3セクターで開業した「道南いさりび鉄道」が運行する観光列車だ。

この観光列車は、企画から商品造成、サービス提供までをすべて日本旅行が行なう「日本初の旅行会社がプロデュースする観光列車」として話題となった。沿線地域との連携による地域活性化をテーマとするこの列車は毎月1~2本程度が運行され、日本旅行ではそれに合わせた旅行商品を造成、ほぼ満席での運行を続けている。

日本旅行によると、日本においても「鉄道旅行」のニーズが急増しているという。日本各地には “鉄道を中心的な観光資源”として地域の活性化を目指している自治体も少なくない。「ながまれ海峡号」の取組を通じて「地方創生」に向けてヒントを提起できたことが、グランプリ受賞につながったものと、同社では考えている。

《高木啓》

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