Visual M2M、北米のEV行動範囲拡大実証事業に採用

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EVの行動範囲拡大実証事業
EVの行動範囲拡大実証事業 全 1 枚 拡大写真

アプトポッドは1月25日、クラウドベースのファストデータIoTフレームワーク・ビジュアルインターフェイス「Visual M2M」が、北米における電気自動車(EV)の行動範囲拡大実証事業で兼松がサービスを提供するEV情報システムに採用されたと発表した。

実証事業は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受けて日産自動車と兼松が米国カリフォルニア州の北部都市圏で実施するもの。急速充電網の整備および、EVドライバーへのリアルタイム情報サービスの提供を通じ、EVの行動範囲を都市間移動に拡大することが目的。2016年11月14日に、EVユーザー向けの専用アプリを公開し、急速充電ステーションでの充電サービス・情報サービスの提供を開始した。今回の採用は、兼松がサービスを提供するEV情報システムに、サービスの基幹システムとしてVisual M2Mのサーバーフレームワークを稼働するものとなる。

近年、自動車の電子制御化の進行に伴い、車両制御データや走行データを収集・分析し、商品の設計・開発に役立てることや、様々なサービスを提供することが可能となってきている。アプトポッドでは今後、Visual M2Mや双方向データストリーミングのPaaSフレームワーク「intdash(2017年春リリース予定)」の利用拡大を推進。自動車のセンサーなどから生成される大量のデータをリアルタイムに収集、表示することで、迅速なデータ分析を支援する。

《纐纈敏也@DAYS》

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