JR四国ラッピング車「おさんぽなんよ」が鉄コレに…愛媛県など公認

鉄道 エンタメ・イベント
「鉄コレ」シリーズの「おさんぽなんよ」。四国で運行されているキハ54形ラッピング車を模型化した。
「鉄コレ」シリーズの「おさんぽなんよ」。四国で運行されているキハ54形ラッピング車を模型化した。 全 5 枚 拡大写真

トミーテックは1月26日、「鉄道コレクション JRキハ54 0番代『おさんぽなんよ』」を発売すると発表した。キハ54形気動車のラッピング車両を模型化した。

キハ54形は1986年にデビューした国鉄気動車。四国向けの0番台と北海道向けの500番台がある。翌1987年の分割民営化に伴い設立されたJR北海道・JR四国の経営支援を目的に製造された車両で、車体はステンレス製。台車や変速機などは廃車発生部品を再利用している。四国向けの0番台は12両が製造され、現在は予土線や予讃線松山~宇和島間などの普通列車で運用されている。

トミーテックの発表によると、キハ54形0番台のラッピング車「おさんぽなんよ」を、同社の展示用鉄道模型シリーズ「鉄道コレクション」の商品として模型化した。縮尺は150分の1で、希望小売価格(税抜)は1800円。

「おさんぽなんよ」は、キハ54形1両(キハ54 7)の車体に愛媛県南予地域のキャラクター「みきゃん」「にゃんよ」などを描いたラッピング車両で、2016年2月から運行されている。トミーテックは「実車の車両への取材を綿密に行い、特徴的な正面の『みきゃん』『にゃんよ』ラッピングも細部まで再現」したとしている。商品化に際しては、愛媛県と南予9市町からキャラクター使用の公認認定をもらったという。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る