トラックによる死亡ひき逃げ、事故後に破損の部品を交換していた

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1月中旬に東京都品川区内の区道で発生した死亡ひき逃げ事件について、警視庁は23日、埼玉県三郷市内に在住する26歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。事故後に破損した部品を交換しており、警察では証拠隠滅の疑いでも調べを進めている。

警視庁・東京湾岸署によると、問題の事故は2017年1月15日の午後7時30分ごろ発生している。品川区八潮3丁目付近の区道(片側2車線の直線区間、交差点に横断歩道と信号機あり)で、徒歩で横断歩道を渡っていた50歳の女性に対し、交差点を右折進行してきたトラックが衝突。女性は約13mに渡ってひきずられ、腹部などを強打したことが原因でまもなく死亡した。

事故に関与した車両は逃走したため、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場近くに設置されていた防犯カメラの映像や、現場で採取した破片から容疑車両を特定。運転していた26歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で23日までに逮捕した。

聴取に対して男は「何かにぶつかったような衝撃は感じたが、縁石に当たったと思った」などと供述しているようだ。事故時に破損したウインカーカバーは現場で採取されているが、男のトラックは事故後にこれを交換しており、警察では証拠隠滅を図った可能性も高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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