【いつかは、やっぱり、パワーアンプ】基本的な導入方法

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「DLS」の『リファレンスシリーズ』のパワーアンプ。
「DLS」の『リファレンスシリーズ』のパワーアンプ。 全 1 枚 拡大写真

“外部パワーアンプ”を使えば、貴方のカーオーディオのサウンド・クオリティは、間違いなくもう1ランク上昇する。その理由から使い方までを、シリーズで詳細に解説している。第2回目となる今回は、もっとも基本的な“外部パワーアンプ”の導入方法をご紹介する。

■フロントスピーカーを、2chパワーアンプ1台でドライブ。

前回は、“外部パワーアンプ”を導入することで得られるメリットについて解説した。今回からは、これをどのように使いこなすと良いのかを解説していこうと思う。

なお前回も触れたが、“外部パワーアンプ”を導入するタイミングは、フロントスピーカーを市販のモデルに換えてから、が良い(または同時に)。純正スピーカーのままのカーオーディオシステムに“外部パワーアンプ”を追加する、という作戦もナシではないが、純正スピーカーの能力を勘案すると、そこに“外部パワーアンプ”を追加しても、効果は限定的だ。

しかし、市販スピーカーを導入した後なら話は別だ。“定格入力”が純正スピーカーよりも大きいので、パワーアンプのメリットがより活きてくる。市販スピーカーの性能をさらに引き出す観点でも、スピーカーを交換したならば“外部パワーアンプ”の導入はぜひとも検討したいところだ。

さて、“外部パワーアンプ”の導入の仕方だが、もっとも手軽な方法は、2chパワーアンプを1台用意し、それでフロントスピーカーをドライブする、というものだ。具体的なシステムレイアウトは、以下のような形となる。

フロントスピーカーがセパレート2ウェイスピーカーならば、“外部パワーアンプ”のLch端子と、スピーカーに付属している“パッシブクロスオーバーネットワーク”の入力端子をスピーカーケーブルで繋ぐ。そして“パッシブクロスオーバーネットワーク”のトゥイーター出力端子とトゥイーターを、ミッドウーファー出力端子とミッドウーファーをそれぞれケーブルで繋ぐ(これと同じことをRchでも行う)。これでミニマムな“本格システム”が完成できる。

こうすることで、それまで“内蔵パワーアンプ”で鳴らしていたときの音と比べて、サウンドが生き生きとしてくるはずだ。また、大きなボリュームで聴いても音が歪むこともなくなる。好きな音量で音楽が楽しめるのだ。

■4chパワーアンプならば、予算的にも設置スペース的にもメリットあり。

次は、上記でご説明した形からもう一歩踏み込んだ導入方法をご紹介しよう。それは、4chパワーアンプを導入する、という方法である。

システムレイアウトは、2パターンが考えられる。1つは、4chパワーアンプの2ch分を使ってフロントスピーカーを鳴らし、もう2chでサブウーファーを鳴らす、というものだ。システムレイアウトは、“2ウェイ+サブウーファー”という形式となる。

カーオーディオにおいては、サブウーファーはぜひとも搭載したいユニットだ。理由は2つある。1つは、ロードノイズによって低音がマスキングされること、もう1つは、ドアに装着するスピーカーでは、口径的な制約等々により低音再生に限界があること。であるので、音楽をより良いコンディションで楽しみたいと思うなら、サブウーファーはいつかは導入したいところなのである。

というわけで、「4chアンプを導入し同時にサブウーファーも組み入れる」、これがもう一歩踏み込んだ導入方法となる。または、今すぐにサブウーファーを入れないにしても、それを見越して最初から4chアンプを導入する、というのもアリだ。

なお、最初に2chアンプを導入する形においても、後からサブウーファーを追加することももちろん可能だ。その場合には、2chアンプをもう1台追加してもいいし、サブウーファー専用として1chアンプを用意してもいい。

しかし、「コストを抑えたい」と思うなら、最初から4chアンプを導入しておくほうが有利だ。4chアンプを用いたほうが、“外部パワーアンプ“”にかかる費用を抑えやすい。また、“外部パワーアンプ”が1台ですむので、搭載スペースも少なくてすむ。

ただし、予算をかけることはダテではない。2chアンプを2台使うにしても4chアンプ1台で収めるにしても、予算をかけたほうが音が良くなる可能性は高くなる。

さて、今回は、ここまでとさせていただく。次回は、4chの“外部パワーアンプ”を用いたもう1つの運用方法について詳しく解説していく。次回も乞うご期待。

カーオーディオの音をもっと良くするためには…。いつかは、やっぱり、パワーアンプ! Part.2「基本的な導入方法」

《太田祥三》

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