JR東日本は2月1日、山手線や京浜東北線・根岸線などの各駅に整備するホームドアについて、整備時期を前倒しすると発表した。
同社は1カ月半前の2016年12月13日、東京圏の各線における今後のホームドア整備スケジュールを発表。既に設置されている山手線24駅に加え、新たに山手線や京浜東北線・根岸線、総武快速線、中央緩行線の計46駅にホームドアを整備し、このうち34駅は2020年度末までに整備すると発表したばかりだった。
今回の発表によると、施工計画の見直しや工事着手時期の前倒しにより、整備時期を1年程度前倒しする。具体的には34駅のうち30駅は2019年度末までに整備するものとし、残り4駅は2020年度第1四半期までに整備する。2021年度以降に整備する駅は前回の発表と同じだ。
山手線では、田町~品川間の新駅を含む残り6駅のうち、新橋・浜松町・新駅の3駅は2019年度末までに整備。東京駅は2020年度第1四半期までに整備する。渋谷・新宿両駅は駅の改良工事などにあわせて2021年度以降に整備する。
京浜東北線・根岸線の大宮~桜木町間では、2020年度末までにホームドア整備するとしていた27駅のうち、東京駅を除く26駅の整備計画を1年前倒しして2019年度末までに整備する。東京駅は山手線と同様、2020年度第1四半期までに整備する。これ以外の10駅は2021年度以降に整備する予定だ。
このほか、中央緩行線の千駄ヶ谷・信濃町両駅は2020年度第1四半期までに整備。総武快速線の新小岩駅は2018年度内の整備を予定している。