【スズキ ワゴンR 新型】進化したマイルドハイブリッド---最長10秒EV走行

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マイルドハイブリッドのモーター(左)とリチウムイオン電池
マイルドハイブリッドのモーター(左)とリチウムイオン電池 全 7 枚 拡大写真

スズキが2月1日に発売した新型『ワゴンR』は、軽自動車ワゴンでは最高となる33.4km/リットル(JC08モード)の燃費性能を確保した。その原動力となったのが、進化させたマイルドハイブリッドシステムだ。

【画像全7枚】

スズキのマイルドハイブリッドは、エンジンのスターターと発電装置を兼ねる「ISG」と呼ぶモーターと、リチウムイオン電池を組み合わせた簡易型のシステム。これまでも軽自動車では『ハスラー』と『スペーシア』に設定してきたが、今回のワゴンRでは、新たに発進時と減速して停止する際、いずれも最長10秒間、モーターのみでEV(電気自動車)走行ができるようにした。

アクセルもブレーキも踏まない状態のいわゆる「クリープ走行」としてモーターのみで走る。さらに、これは従来の機能だが、モーターは発進時から100km/hまでの幅広い範囲で加速のアシストも行う。

新システムは、クリープ走行の機能を追加するため「モーターの高出力化とリチウムイオンバッテリーの大容量化を図った」(四輪商品・原価企画本部長の加藤勝弘氏)。具体的にはモーターの最高出力は従来の1.6kWから2.3kWに、またバッテリーの容量は3Ahから10Ahへと3倍強に増やしている。細かにEV走行の場面をつくることで、軽自動車に適した低コストで燃費性能を引き上げるアプローチを図っている。

《池原照雄》

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