メルセデス、世界高級車販売台数で12年ぶり首位…過去最多の208万台 2016年

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メルセデスベンツのSUV
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ドイツの高級車ブランドの御三家、BMW、メルセデスベンツ、アウディ。2016年の世界新車販売台数の数字が出そろい、メルセデスベンツがプレミアムブランドの首位に、12年ぶりに返り咲いた。

2015年の2位から、2016年は首位に浮上したのが、メルセデスベンツブランド。2016年は過去最高の208万3888台を販売。前年比は11.3%増と2桁増を達成する。

小型車の『Aクラス』が『Bクラス』、『CLAクラス』、『GLAクラス』と合計で、63万6903台を販売。前年比は9.3%増と伸びた。『Cクラス』は、およそ42万5000台。モデルチェンジ効果が強かった前年には届かず、前年比は4.3%減と3年ぶりに減少。『Eクラス』は新型投入の効果で、前年比7.9%増と回復。SUVは2016年、合計で過去最高の70万6170台を販売。前年比は34.3%増と大きく伸びた。

2位に後退したBMWブランドの2016年世界新車販売は、過去最高の200万3359台。前年比は5.2%増だった。しかし、2005年から11年連続で維持してきたプレミアムカー販売首位の座を、メルセデスベンツに明け渡した。

2016年のBMWブランド実績では、『2シリーズ』が19万6183台。前年比は24.8%増と、「アクティブツアラー」効果で大きく伸びる。『7シリーズ』は、新型投入により69.2%増の6万1514台と好調。SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)は2016年、64万4992台を販売。前年比は22.3%増と、支持されている。

3位は引き続きアウディブランド。2016年の世界新車販売は、過去最高の187万1350台。前年比は3.8%増だった。車種別の実績では、新型『A4』シリーズが2016年、前年比7.6%増の33万7550台と好調。SUVでは、新型『Q7』が、前年比43.6%増の10万2200台と大きく伸びている。

《森脇稔》

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