ジェイテクトは2月1日、インドのステアリングメーカー、ソナ コーヨー ステアリングシステムズ(SKSSL)社の株式を追加取得し、子会社化すると発表した。
SKSSL社は、インドでステアリング関連の部品の製造・販売サービス事業を展開。2016年3月期には151億8300万インドルピー(約255億円)を売り上げている。ジェイテクトは1985年に同社と技術提携関係を結んで以来、インドでのステアリング事業における連携を進めており、20.1%の同社株式を保有している。
今回、筆頭株主のソナ オートコンプ ホールディング(SAHL)社が保有する25.12%の株式を追加取得するほか、26.0%を上限に公開買付けを実施する。取得予定価額は約85億3400万インドルピー(約145億円)。ジェイテクトは同社を子会社化し、インドステアリング市場におけるシェア3割を維持し、同国市場におけるリーディングポジションをより磐石なものとしていく。