JR東海、30周年で経営理念改定や制服一新…日本の大動脈に「貢献」

鉄道 企業動向
JR東海は国鉄から東海地方の在来線と東海道新幹線を引き継いだ。写真は飯田線。
JR東海は国鉄から東海地方の在来線と東海道新幹線を引き継いだ。写真は飯田線。 全 3 枚 拡大写真

JR東海は2月7日、発足30周年にあわせて行う取組の概要を発表した。経営理念の改定や制服デザインの変更、30周年記念のイベント開催やグッズ販売などを行う。

発表によると、4月1日付で経営理念を改定。現在の「健全な経営による世の中への貢献」「近代的で愛され親しまれ信頼されるサービスの提供」「明るくさわやかで活力のある社風の樹立」を、「日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する」に変える。

同社は2027年、中央新幹線の品川~名古屋間を開業する予定。「業容が拡大していく中で、当社の使命及び社員の行動規範を社内外に示し、施策の着実な推進と社員の一体感向上を図」るため改定するという。また、経営理念とは別に「『安全』最優先の行動」「『信頼されるサービス』の実践」など5本の行動指針も定める。

新しい制服は6月1日から着用を開始する予定。デザインは公益財団法人日本ユニフォームセンターに委託した。このほか、既に発表している30周年記念ICカードの発売や、車両工場などの見学会の開催、割引旅行商品の発売などを行う予定だ。

JR東海は1987年4月、国鉄分割民営化に伴い発足。国鉄から東海道新幹線と東海地域の在来線を引き継いだ。2005年に上場され、翌2006年に完全民営化を果たしている。2011年5月には中央新幹線の建設・営業主体に指名され、2014年12月に着工した。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る