高齢者介護施設のワゴン車が暴走、運転者は疾病原因で死亡か

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3日午後1時25分ごろ、兵庫県尼崎市内の市道で信号待ちのため停車していた高齢者介護施設の送迎用ワゴン車が暴走。クルマ3台と次々に衝突した後、交差点から約150m離れた電柱に突っ込む事故が起きた。この事故で運転者が死亡。同乗者3人が負傷している。

兵庫県警・尼崎北署によると、現場は尼崎市栗山町2丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。高齢者介護施設の送迎用ワゴン車は交差点で信号待ちのために停車していたが、急加速するようにして発進。前に停車していた1台と、交差側から左折進行してきた1台のクルマに衝突。対向車線側をすり抜けるようにして進行し、対向車線側で信号待ちをしていた1台にも衝突。さらに暴走を続け、交差点から約150m離れた場所で歩道に乗り上げ、前方の電柱へ突っ込んだ状態で停止した。

この事故でワゴン車は中破。運転していた同市内に在住する58歳の男性は近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡。同乗していた84歳の男性が頭部強打などで意識不明の重体。73歳と81歳の女性が打撲などの軽傷を負った。巻き込まれた3台の運転者にケガはなかった。

運転者の男性は疾病原因で死亡したものとみられ、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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