KYB、通期予想を上方修正…建機用油圧機器が好調 第3四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向

KYB(カヤバ工業)は2月8日、2016年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は2610億0900万円(前年同期比-1.8%)、営業利益は134億1600万円(+636.6%)、税引前利益は130億7900万円(+866.6%)、純利益は96億0500万円(前年同期は18億2200万円の赤字)となった。
自動車向け製品販売は堅調に推移し、建設機械用油圧機器の販売も中国市場向けをはじめとして増加したが、円高による為替影響等により1.8%の減収。最終損益は、前第3四半期連結累計期間は米国独占禁止法違反に関連し、特別損失74億4000万円を計上していたため18億2200万円の赤字だったが、今期は96億0500万円の黒字となった。

通期連結業績見通しは、建設機械用油圧機器の販売等が前回の予想に比べ好調に推移すると見込まれることを織り込み、上方修正。売上高3530億円(前回予想比+50億円)、営業利益185億円(+31億円)、税引前利益179億円(+31億円)、純利益135億円(+25億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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