【スズキ スイフトXL 試乗】ベーシック車でこそわかるシャシーの信頼性…諸星陽一

試乗記 国産車
スズキ スイフト XL
スズキ スイフト XL 全 6 枚 拡大写真

ハイブリッドモデルや1リットルターボが注目される新型『スイフト』だが、ベーシックな仕様として1.2リットルNAエンジンを搭載するグレードも用意される。

【画像全6枚】

1.2リットルNAモデルにもRSグレードが設定されるが、あえて試乗モデルとして選んだのが普通のグレードである「XL」。RS系はヨーロピアンチューニングのショック、タイヤ(見た目の銘柄は同じだが中身が異なる)、電動パワステが装着されるが、XLは純粋な日本チューニング版。

クルマ好き、走り好きならRSのカッチリしたハンドリングや乗り心地に共感を覚えるだろうけど、普通のコンパクトカーを求めている人にはちょっと固くてピーキー。そこで選ばれるであろうモデルがこのXL。装備面でも充分に満足のいく仕様で、サイドエアバッグや緊急ブレーキなどの安全機構がセットになったセーフティパッケージ装着車で160万円を切る価格設定となっている。

モーターアシストがない分、ハイブリッドに比べると若干のトルク不足を感じるが、普段使いレベルではまったく問題のレベルの動力性能と言える。静粛性などについても充分に確保されている。

RS系と大きく異なるのがハンドリングや乗り心地といったシャシーに関連する部分。シャシーセッティングは全体的にゆるさを持たせたもので、RS系で感じた異常なまでのステアリングの中立感もなく、乗り心地もしっとりしている。しかし、その根底には正確なハンドリングを実現できるシャシーがあり、味付けこそゆったりしているものの、ハンドリングの正確さは確保している。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BYDの軽EV『ラッコ』に1週間乗って見えてきたこと---9月の試乗記ベスト5
  2. トヨタ『アルファード』が2027年に大幅改良、新型エルグランドとのガチンコ対決の行方は
  3. 【BYD ラッコ 新型試乗】1週間、日常使いをしてわかった「2つのメリット」と「3つの課題」…中村孝仁
  4. 崖っぷちのニデック、減損6321億円、最終赤字5646億円、監査法人再び「意見不表明」[新聞ウォッチ]
  5. 見た目はアウディ、中身はポルシェ!? 次期型『マカン』、エンジン車は2028年登場か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. セレンスAIの緊急車両検知技術、東大発「AS Mobi」の自動運転バスに導入…2027年商用化めざす
  3. 中国ヒューマノイドに自動車アフターマーケットの課題解決のヒントがあった…2026世界ロボット大会
  4. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
ランキングをもっと見る