三菱自動車は2月9日、『RVR』などのエンジン制御用コントロールユニット(ECU)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、三菱『RVR』『ギャラン』の2車種で、2009年12月11日~2012年9月10日に製造された2万2621台。
エンジン制御ECUにおいて、アイドリング時の制御プログラムが不適切なため、エンジン回転状態を検知するクランク角センサーの出力信号に一時的な乱れや瞬断が発生すると、点火および燃料噴射を適正に行えないことがある。そのため、エンジン回転が不安定になり、最悪の場合、エンストに至るおそれがある。
改善措置として、全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替える。
不具合は45件発生、物損事故が1件起きている。市場からの情報により発見した。