ヤマハ発 柳社長「収益性改善を持続」…17年12月期は11%の営業増益予想

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ヤマハ発動機の柳社長
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ヤマハ発動機は2月9日、2016年12月期連結決算を発表した。主力の二輪車は大市場のインドネシアの低迷や円高の影響で苦戦し、営業利益は前期比17%減の1086億円と4期ぶりの減益となった。

二輪車の世界販売は1%減の515万台となった。為替影響による営業利益の減益要因は438億円に及んだ。純利益は5%増の632億円だった。

17年12月期は二輪車の世界販売を13%増の582万台と計画し、うち主力のアジアは15%増の493万台と大幅増を見込んだ。営業利益は11%増の1200億円と2期ぶりの増益を目指す。純利益は19%増の750億円。為替レートは1ドル110円、1ユーロ115円を前提とする。

記者会見した柳弘之社長は「16年は全ての通貨が円高となったが、為替影響を除けば営業利益は17%の増益だった」と評価。今期については「当社のお客様のアップグレード指向や、開発でのプラットフォームの展開によって、収益性は引き続き改善していく」と、業績向上に自信を示した。

《池原照雄》

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