VW、ピエヒ氏の主張に「対抗措置も検討中」…排ガス問題

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲングループの元監査役会会長、フェルディナント・ピエヒ氏
フォルクスワーゲングループの元監査役会会長、フェルディナント・ピエヒ氏 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループの排ガス不正問題を巡って、同社と元経営トップとの対立が表面化している。

事の発端は、一部ドイツメディアの報道。同メディアに対して、フォルクスワーゲングループの元監査役会会長のフェルディナント・ピエヒ氏は、「当時のマルティン・ヴィンターコーン社長が、排ガス不正問題を把握していながら、対応を怠った」と述べたという。

これを受けて2月8日、フォルクスワーゲン監査役会は声明を発表。「2016年春、ピエヒ氏から同様の話があったことを確認している。法律事務所のJones Dayに調査を依頼したが、明確な証拠は得られなかった」と、ピエヒ氏の主張に反論した。

なお、フォルクスワーゲン監査役会は、「フォルクスワーゲン取締役会は、ピエヒ氏への対抗措置を慎重に検討中」と、法的手段に訴える可能性も示唆している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る