英国のロールスロイスモーターカーズ(以下、ロールスロイス)は1月末、現行『ファントム』の最終モデルがラインオフし、生産を終了したと発表した。
ロールスロイスは2016年2月、2016年末をメドに、現行ファントムの生産を終了すると発表。現行ファントムは2003年に発表。1998年、BMWグループの傘下に入ったロールスロイスが、初めて開発した新型車が現行ファントムだった。
今回、ロールスロイスの英国工場から、現行ファントムの最終モデルがラインオフ。最終モデルに相応しく、「航海」をテーマに、フルオーダーで仕上げられた豪華な1台となった。
ロールスロイスのトルステン・ミュラー・エトヴェシュCEOは、「現行ファントムの目覚ましい成功をベースに、後継車が登場することを楽しみにしている」と述べている。